はじめの一歩9月号(通算第90号 )
「だるまさんが転んだ」
内藤博美
前回紹介した“はじめた一歩”でのビーチバレーの審判員。
仲間をヒヤヒヤさせながらも資格を手にすることができました。
練習に参加し、審判をすることでわすれないようにしました。大会に備えての講習会にも参加しました。コートには仲間がいたのに顔はひきつってしまいました。
そんな中、線審としての機会が訪れました。あと少しでゲームが終わるという時です。マッチポイントはAチームでしたが、ミスによりサーブ権はBチームへ。
“あっ!Bチーム、ローテーションがちがう!!”
ミスに気づき旗を振りましたが、気づいてもらえず、プレーが始まってしまいました。
動揺する中、Bチームのボールがラインの外に落ちたことを見届け、アウトを判定しゲームセットとなりました。
終了後、主審に「本当は入ってたんじゃない!?」「よく見てね!」と注意をされ、「ハイ」と答えるだけの私でしたが、それよりもローテーションミスが伝えられなかったことがとても残念でたまらない気持ちが込み上げてきました。
子どもたち同士でも良い意見を発するのに伝えられずにいることが多々見られます。
伝えなければ始まらない、変わらない
“うん いいね”と共感し、自信を持たせることで『伝える力』を支援していきたい!!
転んで気づいた子育て、次へのステップでした。