はじめの一歩6月号(通算第75号 )
「友だち」
小峰 美穂子
古里保育園の園児も進級して、早2ヵ月が経とうとしています。
2歳児クラスの子どもたちは日々成長して驚かされる毎日です。
昨年の今頃は1人あそびが中心で、援助が必要だった子どもたちが、今では援助されながらも自分のことは自分でやろうとする気持ちが少しずつ出てきました。また友だちにも目を向け、困っている子がいればそばに寄り頭をなでたり、お世話をしたりされたりしています。あそびも1人であそぶことよりも、友だちと一緒にあそぶことが楽しくなってきました。お互いに刺激会い、何でもチャレンジしようとする心が芽生えてきました。その姿を見て、友だちと過ごすことがとても大事なことだと改めて感じました。
さて、私は先日ゴールデンウィークを利用し学生時代の友人と数十年ぶりに会いました。
会った瞬間みんな笑いが止まらず「変わってないよねー」と言い、話が盛り上がりました。まるでタイムスリップしたかのようでした。それぞれ過ごしてきた時間は違うけど、その時の空間は学生時代と同じでした。本当に楽しいひとときでした。私は帰りの電車の中でステキな友人にめぐり逢えたことを嬉しく思いました。
子どもたちも成長を重ね、いろいろな人と出逢いステキな友だちを作ってもらいたいなと思いました。