はじめの一歩5月号(通算第62号 )
祭りと私
内藤 博美
先日、保育園に程近い熊野神社にて祭礼がおこなわれました。神楽殿の改修や震災の影響で2年ぶりの祭礼となりました。神楽殿は屋根が茅葺で専門の職人さんの手で丹念に敷き、積み重ねられた立派なもので、たくさんの月日を要していました。このことは園児を散歩に連れて歩いていても感じられました。その改修された神楽殿の舞台を使って、園児たちの遊戯を披露する機会を頂きました。会場には親御さんおじいさんおばあさんの姿も見られ園児も目いっぱい舞台を飛び回りました。また、お祭り会場では焼きそば、ポップコーン、たい焼き、わたあめ、おまんじゅう、飲み物などの出店もあり賑やかでした。父母の会の皆様、保育園を卒園してもおやじの会としてバックアップしてくれるお父さん方が一生懸命作り、売っている姿に感謝です。
そういえば私自身お祭りは久しぶりの事でした。昨年は自粛ムードもありましたが、それ以前も地元のお祭りでさえ、参加しなかったように記憶しています。家を離れた子どもたちも祭りには帰ってくる、久しぶりにいろいろな顔がそろう、そんなお祭りはやっぱりいいもんだなと思います。今年も祭囃子に心踊らされましたが、今年も行きそびれてしまいました。通勤途中、道路に残った山車の跡、来年はきっと行こう!なつかしい素敵な笑顔に会えるだろうから・・・