はじめの一歩10月号(通算第67号 )
『はなまるの運動会』
~子どもたちからもらった感動の言葉~
戸田美帆
去る10月6日、良く晴れた園庭。古里保育園の運動会に大勢のご家族、地域の方、お客様が応援に来てくださいました。子どもたちは、練習の成果を見せようと、朝からとても興奮している様子でした。というのも年長児ともなると練習の会を重ねる度に、勝敗を意識して競技に臨んだり、特に最後の一週間はお遊戯など、どの形が成功で、どの形が失敗なのか、徐々に自分たちでも判断ができるようになってきたのです。「やったあ!」「運動会ではもっと高くやるぞ!」など子どもたちから声が上がっていました。
さて、当日の本番は一回限りのチャンスです。緊張の中、競技も、そしてお遊戯も練習でイメージしていたように上手にできた様子です。さらに、応援の声、たくさんの拍手に包まれ、子どもたちの顔は晴ればれとしていました。すべてのプログラムが終了し、メダルを首から下げた子どもたちが、こんなことを言って、帰って行きました。
「楽しかった」
「これ(メダル)、ずっと大事にしよう・・・。」
「(今まで)一番の運動会だった」
見送った後に、じんわりと、心が温かくなりました。