はじめの一歩7月号(通算第88号 )
「読み聞かせ」
石田良安
寝る前に妻がしてくれる読み聞かせを、たまに私がする事があります。
いつも私は、話に入り込みすぎてしまい、落ち着いて寝るどころか、盛り上がり過ぎてしまいます。
妻の帰りが遅くなるときは、「早く寝かせてね。」と言われたにもかかわらず、大盛り上がり、大爆笑で、妻が帰ってきた音で「はっ!!!」と気付き、電気を消すのでバレバレです。
寝るのが遅くなった日は「今日は遅いから、電気を消してお話してあげる。」なんて時は、「機関車トーマスに乗ったアンパンマンと仮面ライダーが、夕涼み会に来ました・・・」と、空想が広がり過ぎて超大盛り上がり。余計に遅くなってしまったりします。
先日、まだ字の読めない一番下の子(3才)が、寝る時に私の前に本を持って来て、本をこちらに向けながら「アンパンマンがうんちしちゃいました。そしたら・・・」と、自分で話を考えながら得意そうに読み聞かせをしてくれました。
最高の笑顔で読み続けてくれるので、超感動!心が温かくなりました。
『読み聞かせは、脳の感情を司る領域が活発になる』とか『読んだ後に感想を聞かない方がいい』等あるそうですが、子供たちの盛り上がりや喜ぶ顔を見るだけで親も子も大満足。幸せいっぱいで ぐっすり眠れます。