活動日記
9月1日(土)地雷原から農園へ
今日は防災の日、各地で防災訓練が行われました。私たちの小丹波は明日自治会、組単位で訓練が行われますが、となりの川井地区は今日、地元の中学校とジョイントで訓練を実施しました。夜、テレビで、3・11震災当日の釜石の子どもたちによる避難の実践が紹介されたのを見るにつけ、大人たちの訓練だけでなく、全員で防災意識を高めるために、この川井地区の訓練は評価できるものと思いました。
さて、表題の「地雷原から農園へ」ですが、モノづくりを通して国際貢献をしている山梨県で建設機械を製作している方のお話、地元の「平和のための戦争展」第8回の講演会は「地雷除去にとりくんで豊かで平和な大地を」の内容です。講演者は10年前に商用でカンボジアを訪れた際に、被災した老女や少女を目の当たりにして、地雷撤去に貢献できないかと考え、それを実践したものです。戦争が終わっても、残った地雷は世界各国に1億余りも埋設されているのが実情であるという。自ら地雷撤去機の開発に奔走し、また、その機械の実証実験のために国に何度もかけ合った苦労をお聞きしました。最初はけんもほろろのお役人が、実績が出てきたころから協力的になり、今ではカンボジアでは偉大なる父として存在感を示されています。
撤去機は地雷の撤去とともに機械の後部には地面を耕す部品も取り付けてあり、一石二鳥の優れものです。こうして地雷が取り除かれた原っぱには住民が鍬を持ち、畑を耕せるようになりました。また、子どもたちのための教育環境の整備にも力を入れ、地雷原は学校にも変貌しました。
地雷を埋めて素知らぬ国、そのゴミ拾いをする日本、こんなけなげな日本をもっと威張っていいのではないかと言い切った講演者、まさに同感です。領土問題で混迷している近隣諸国との関係は難しい問題ですが、世界の情勢を冷静に見てほしい、という講演者の話には納得せざるをえません。武器商人がいまだにはびこる世界において、こんな立派な日本人がいることを私たちは誇りに思います。
