活動日記
3月17日(水)芸能生活76年昭和は遠くなりにけり
1953年昭和28年は私が生まれた年です。戦後復興がやっと始まったころでした。このころ日本の各地の港では、シベリア抑留から解放され、引揚船で帰ってくる息子の帰りを待つ人たちの姿がありました。舞鶴港に降り立つはずの我が子を毎日首を長くして待つ母親を唄った「岸壁の母」、翌年、菊地章子さんという歌手がレコーディングしたものです。私が知っているのはその後、昭和47年になってカバーした、あの浪曲調のセリフが入った二葉百合子さんが歌った「岸壁の母」です。その二葉百合子さんが、今日、芸能界を引退するというニュースをテレビで見ました。浪曲師を父親に持ち3才でデビュー、今年で芸能生活76年だそうです。私は特にファンではありませんでしたし、この曲以外に何を歌っていたのかも知りません。でも私たちの年代までは、みんなこの人のこの歌は知っているのではないでしょうか。それだけ、この歌のインパクトが日本人の心に響き続けていたのではと思います。戦争を知らない私たちでも、この「岸壁の母」のモデルとなった端野さんの人生を知るにつけ、その悲惨さを感じざるを得ませんでした。引退を決意した二葉さん、元気なうちに引退したかったとのこと、森光子さんは89歳で現役、それぞれの生き方を感じます。
それにしても成人を迎えた方たちも平成生まれ、昭和がだんだん遠くなっていきますね。
